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KYT(危険予知トレーニング)のイラストの例題として、製造・建設・運転(物流)の10の場面を用意しました。イラストを見てチームで危険を出し合ったあと、各例題の「回答例を開く」で1R〜4Rの答えと、関係する労働安全衛生規則などの決まりを確かめられます。イラストは社内の研修・朝礼・KYTに自由に使えます。
知りたいことから:4ラウンドの進め方/例題1〜4(製造)/例題5〜7(建設)/例題8〜10(運転・物流)
KYT(危険予知トレーニング)は、作業の場面の絵を見ながら、ひそんでいる危険をチームで見つけ、対策と行動目標を決める訓練です。この記事のイラストには、危険の場所に印を付けていません。まず自分たちで探してから、回答例と見比べてください。
- 厚生労働省 職場のあんぜんサイト「危険予知訓練(KYT)」
- 労働安全衛生規則・クレーン等安全規則(各例題の回答に条文を記載)
- 厚生労働省 職場のあんぜんサイト「安全衛生キーワード:危険予知訓練(KYT)」
- e-Gov法令検索「労働安全衛生規則」
法令の確認時点:2026年10月。改正されることがあるため、最終的な判断は所轄の労働基準監督署に確認してください。
使い方とルール:4ラウンドで進め、回答例はあとで開く
1題あたり10〜15分を目安に、次の順で進めます。進め方の詳しい説明は、記事の最後で紹介する「KYTのやり方」の記事にまとめています。
左がラウンド、真ん中がやること、右がこの記事の使い方です。
| ラウンド | やること | この記事の使い方 |
|---|---|---|
| 1R | 絵を見て危険を出し合う(〜なので〜して〜になる) | イラストを映すか印刷して配る |
| 2R | 大事な危険を1〜2個にしぼり、◎を付ける | 「場面」の説明を読み上げてもよい |
| 3R | ◎の危険への対策を出す(〜する) | ここまでは回答例を開かない |
| 4R | 対策をしぼり、チームの行動目標を唱和する | 最後に回答例を開いて見比べる |
回答例は「正解」ではなく「一例」です。回答例にない危険をチームが見つけたら、それは職場の実情をよく見ている証拠です。そのまま自分たちの答えにしてください。
この記事のイラスト・掲示物は、社内の研修・朝礼・KYT・掲示に自由にお使いいただけます(印刷・社内での配布・書き換えもOK)。ほかのサイトやSNSへの転載、社外への配布、販売、有料の教材への組み込みはご遠慮ください。くわしくは免責事項をご覧ください。
例題1【製造】ボール盤で穴をあける
卓上ボール盤で、小さな鉄板に穴をあけています。作業者は軍手をはめ、左手で鉄板を押さえ、右手でハンドルを下ろしています。保護メガネはかけていません。台の上には切りくずがたまっています。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 軍手をはめているので、回るドリルに軍手が巻き込まれて、指をけがする
- 鉄板を手で押さえているだけなので、ドリルが食い込んだときに鉄板が振り回されて、手を切る
- 保護メガネをかけていないので、飛んだ切りくずが目に入る
- 台の切りくずを素手で払うので、手を切る
2R これが危険のポイント
◎ 軍手をはめているので、回るドリルに軍手が巻き込まれて、指をけがする
3R あなたならどうする
- 軍手を外してから作業する
- 鉄板はバイス(万力)で固定する
- 保護メガネをかける
- 切りくずはブラシで払う
4R 私達はこうする
重点実施項目:ボール盤では手袋を外す
チーム行動目標:「ボール盤を使うときは、手袋を外し、材料を固定してから始めよう ヨシ!」
決まりの根拠:ボール盤など回転する刃物に手が巻き込まれるおそれのあるときは、手袋を使わせてはいけません(労働安全衛生規則 第111条)。運転中の切粉払いはブラシなどを使います(第108条第3項)。
機械を止めずに手を入れる事故を防ぐ、インターロックのしくみがわかる

例題2【製造】コンベヤの詰まりを取る
段ボール箱を運ぶベルトコンベヤで、箱が曲がり角の手前で引っかかって止まりました。ベルトは動いたままです。作業者が身を乗り出して、ローラーのすぐ近くに右手を伸ばしています。非常停止ボタンは離れた所にあります。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- ベルトが動いたままなので、手を入れたときにローラーに巻き込まれる
- 身を乗り出しているので、バランスをくずしてコンベヤの上に倒れ込む
- 箱が急に流れ出すので、手が箱とガイドの間にはさまれる
- 非常停止ボタンが遠いので、巻き込まれたときにすぐ止められない
2R これが危険のポイント
◎ ベルトが動いたままなので、手を入れたときにローラーに巻き込まれる
3R あなたならどうする
- コンベヤを止めてから手を入れる
- 止めたら起動スイッチに札を掛け、ほかの人が動かせないようにする
- 詰まりは棒などの道具で取る
- 非常停止ボタンの場所を、作業の前に全員で確かめる
4R 私達はこうする
重点実施項目:止めて札を掛けてから手を入れる
チーム行動目標:「詰まりを取るときは、止めて札を掛けてから手を入れよう ヨシ!」
決まりの根拠:機械の掃除や調整で危険があるときは運転を止め、起動装置に錠や表示板を付けます(労働安全衛生規則 第107条)。コンベヤーで巻き込まれるおそれがあるときは非常停止装置が必要です(第151条の78)。ローラーやベルトなど危ない所には覆いを付けます(第101条)。

例題3【製造・物流】床の段ボール箱を持ち上げる
倉庫の床に、中身のわからない段ボール箱が置いてあります。作業者が膝を伸ばしたまま腰を曲げ、箱を持ち上げようとしています。足元には、パレットの角が通路にはみ出しています。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 膝を伸ばしたまま腰だけ曲げているので、持ち上げたときに腰を痛める
- 箱の重さがわからないので、思ったより重くて腰をひねる
- 向きを変えるときに、足元のパレットの角につまずいて転ぶ
- 箱を抱えると足元が見えないので、つまずいて転ぶ
2R これが危険のポイント
◎ 膝を伸ばしたまま腰だけ曲げているので、持ち上げたときに腰を痛める
3R あなたならどうする
- 膝を曲げて腰を落とし、箱を体に近づけてから持ち上げる
- 持つ前に箱を少し押して、重さを確かめる
- 重いときは台車を使うか、2人で持つ
- はみ出したパレットを片づける
4R 私達はこうする
重点実施項目:膝を曲げて、箱を体に近づけてから持つ
チーム行動目標:「床の荷物は、膝を曲げて体に近づけてから持ち上げよう ヨシ!」
決まりの根拠:厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」は、満18歳以上の男性が人力だけで扱う重さを体重のおおむね40%以下、女性はその60%くらいまでとするよう求めています(推奨)。床には、つまずき・すべりなどの危険がないようにします(労働安全衛生規則 第544条)。

例題4【製造】通路を、箱を抱えて歩く
工場の通路です。作業者が大きな箱を両手で抱え、前が見えない状態で歩いています。通路の床には油がこぼれていて、その先ではエアホースが通路を横切っています。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 床の油に気付かずに踏んで、滑って転ぶ
- 箱で足元が見えないので、エアホースに足を引っかけて転ぶ
- 両手がふさがっているので、転んだときに手をつけずに頭や顔を打つ
- 箱を落として、足に当たる
2R これが危険のポイント
◎ 床の油に気付かずに踏んで、滑って転ぶ
3R あなたならどうする
- こぼれた油は見つけた人がすぐ拭き取り、拭くまで表示をする
- ホースは通路の端に寄せるか、上を通す
- 前が見える大きさに分けて運ぶか、台車を使う
- 安全靴を履く
4R 私達はこうする
重点実施項目:通路の油とホースは、見つけたらすぐ片づける
チーム行動目標:「通路の油とホースは、見つけたらその場で片づけよう ヨシ!」
決まりの根拠:作業場の床は、つまずき・すべりなどの危険がないものにし、安全な状態に保ちます(労働安全衛生規則 第544条)。通路は常に安全に使える状態に保ちます(第540条)。

例題5【建設】開口部の近くで資材を運ぶ
建物の2階の床です。床の開口部(吹き抜け)のまわりの手すりが、一部外されています。作業者が後ろ向きに歩きながら、資材を積んだ台車を引いています。床には、外した手すりの部材が置いてあります。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 後ろ向きに歩いているので、手すりのない所から開口部に落ちる
- 台車を引いて足元が見えないので、開口部の端でつまずいて落ちる
- 床に置いた手すりの部材に足を引っかけて転ぶ
- 台車ごと開口部に落ちて、下にいる人に当たる
2R これが危険のポイント
◎ 後ろ向きに歩いているので、手すりのない所から開口部に落ちる
3R あなたならどうする
- 外した手すりを元に戻すか、開口部に覆いをする
- どうしても外すときは、防網を張り、墜落制止用器具を使い、近づけないようにする
- 台車は前向きに押して運ぶ
- 外した部材は通路に置かない
4R 私達はこうする
重点実施項目:手すりが元に戻っているかを確かめてから運ぶ
チーム行動目標:「開口部の近くでは、手すりを確かめ、前を向いて運ぼう ヨシ!」
決まりの根拠:高さ2m以上の作業床の端や開口部で落ちるおそれのある所には、囲い・手すり・覆いなどを設けます。作業のため臨時に外すときは、防網を張り、墜落制止用器具を使わせるなどの措置が必要です(労働安全衛生規則 第519条)。

例題6【建設】移動式クレーンの吊り荷の近く
移動式クレーンで、鉄骨を1本、ワイヤロープを1か所に掛けて吊り上げています。作業者Aが、吊り荷の真下を通って反対側へ行こうとしています。作業者Bは、吊り荷を手で押さえて向きを変えようとしています。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 1か所で吊った荷の下を通るので、荷が外れて落ちたときに当たる
- 荷を手で押さえているので、荷が回ったときに手や体をはさまれる
- クレーンが旋回したときに、車体の後ろと周りの物の間にはさまれる
2R これが危険のポイント
◎ 1か所で吊った荷の下を通るので、荷が外れて落ちたときに当たる
3R あなたならどうする
- 吊り荷の下には入らない(立入禁止の表示をする)
- 荷の向きは、介錯ロープを使って荷から離れて変える
- 合図者を決め、合図に従って動く
- 鉄骨は2か所で吊る
4R 私達はこうする
重点実施項目:吊り荷の下には入らない
チーム行動目標:「吊り荷の下には入らない、荷はロープで向きを変えよう ヨシ!」
決まりの根拠:移動式クレーンで、ワイヤロープなどを1か所に掛けて吊った荷の下に、作業者が立ち入ることを禁止します(クレーン等安全規則 第74条の2)。

例題7【建設・製造】ディスクグラインダーで削る
作業者がしゃがんで、床に置いた鉄板の溶接部をディスクグラインダーで削っています。といし(円盤の刃)の覆いが外されています。火花の飛ぶ先には塗料の缶が置いてあります。作業者は保護メガネをかけていません。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- といしの覆いがないので、といしが割れたときに破片が飛んで体に当たる
- 保護メガネをかけていないので、火花や削りくずが目に入る
- 火花の飛ぶ先に塗料の缶があるので、引火して火事になる
- 鉄板を固定していないので、グラインダーがはねて足を切る
2R これが危険のポイント
◎ といしの覆いがないので、といしが割れたときに破片が飛んで体に当たる
3R あなたならどうする
- 覆いを取り付けてから使う
- 保護メガネ(できれば防災面)と防じんマスクを着ける
- 火花の飛ぶ方向にある燃えやすい物をどける
- 鉄板はクランプなどで固定する
4R 私達はこうする
重点実施項目:覆いを確かめてから使う
チーム行動目標:「グラインダーは、覆いと保護メガネを確かめてから使おう ヨシ!」
決まりの根拠:回転中の研削といしで危険があるときは覆いを設けます(労働安全衛生規則 第117条。直径50mm未満を除く)。その日の作業を始める前に1分以上、といしを取り替えたときは3分以上の試運転をします(第118条)。といしの取替えと試運転には特別教育が必要です(第36条第1号)。

例題8【運転・物流】フォークリフトで荷を運ぶ
倉庫の中で、フォークリフトが背の高い荷を積んだまま前に進んでいます。運転者からは、荷で前が見えません。棚の陰から、歩行者が通路に出てこようとしています。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 荷で前が見えないので、棚の陰から出てきた歩行者に気付かずにひく
- 歩行者はフォークリフトに気付かずに通路に出るので、はねられる
- 荷を高く上げたまま曲がるので、荷が崩れて落ちる
2R これが危険のポイント
◎ 荷で前が見えないので、棚の陰から出てきた歩行者に気付かずにひく
3R あなたならどうする
- 前が見えないときは、後ろ向き(後進)で走るか、誘導者を付ける
- 荷はできるだけ低い位置にして走る
- 棚の角や交差点では一時停止し、左右を確かめる
- 歩行者の通路とフォークリフトの通路を分ける
4R 私達はこうする
重点実施項目:前が見えないときは後進か誘導者
チーム行動目標:「前が見えないときは、後ろ向きで走るか誘導者を付けよう ヨシ!」
決まりの根拠:フォークリフトなどやその荷に接触するおそれのある場所には、作業者が立ち入ることを禁止します。誘導者を付けて誘導させる場合は除きます(労働安全衛生規則 第151条の7)。前が見えないときの後進走行は、現場で広く行われているやり方です。
フォークリフトの運転に必要な技能講習と、1t未満の特別教育がわかる

例題9【運転・物流】トラックの荷台でシートを掛ける
最大積載量4トンの平ボディのトラックです。作業者が荷台の端に立ち、ロープを強く引っ張ってシートを固定しています。ヘルメットはかぶっていません。荷台に上り下りするためのはしごなどはありません。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- 荷台の端でロープを強く引いているので、ロープが外れたはずみで後ろに落ちる
- ヘルメットをかぶっていないので、落ちたときに頭を打つ
- 上り下りの設備がないので、荷台から飛び降りて足をけがする
2R これが危険のポイント
◎ 荷台の端でロープを強く引いているので、ロープが外れたはずみで後ろに落ちる
3R あなたならどうする
- 荷台の端に立ってロープを引かない(地上から引ける所は地上で)
- 保護帽をかぶる
- 上り下りは、はしごや踏み台などの昇降設備を使う
4R 私達はこうする
重点実施項目:荷台の端で引かない、保護帽をかぶる
チーム行動目標:「荷台では端に立たず、保護帽をかぶってロープを掛けよう ヨシ!」
決まりの根拠:最大積載量2トン以上のトラックに荷を積む・卸す作業(ロープ掛け・シート掛けを含む)では、昇降設備を設けます(労働安全衛生規則 第151条の67)。2トン以上5トン未満で荷台の側面が開閉できるトラックなどでは、保護帽を着用させます(第151条の74)。

例題10【運転・物流】テールゲートリフターでカゴ車を降ろす
トラックの後ろのテールゲートリフター(荷台の後ろにある昇降台)に、荷を積んだカゴ車と作業者が乗って下りています。カゴ車のキャスターは止めていません。作業者のつま先は、昇降台の端から出ています。ヘルメットはかぶっていません。
イラストを見て、どんな危険がひそんでいるかをチームで出し合ってください。
回答例を開く(先にチームで考えてから)
1R どんな危険がひそんでいるか
- キャスターを止めていないので、カゴ車が動いて昇降台から落ち、一緒に落ちる
- つま先が昇降台の端から出ているので、下りきったときに地面との間にはさまれる
- ヘルメットをかぶっていないので、落ちたときに頭を打つ
- 下りる途中でカゴ車を押さえようとして、手をはさまれる
2R これが危険のポイント
◎ キャスターを止めていないので、カゴ車が動いて昇降台から落ち、一緒に落ちる
3R あなたならどうする
- カゴ車のキャスターのストッパーをかけてから昇降させる
- 足は昇降台の内側に置く
- 保護帽をかぶる
- 操作する人は、特別教育を受けた人にする
4R 私達はこうする
重点実施項目:ストッパーをかけてから下ろす
チーム行動目標:「リフターでは、ストッパーをかけ、足を内側にしてから動かそう ヨシ!」
決まりの根拠:テールゲートリフターを使って荷を積み卸す業務には特別教育が必要です(労働安全衛生規則 第36条第5号の4)。最大積載量2トン以上5トン未満でテールゲートリフターが付いたトラックでは、リフターを使うときに保護帽を着用させます(第151条の74)。

自分の職場向けの例題を作るコツ
この記事の例題に慣れたら、自分の職場の場面で例題を作ると、KYTがぐっと身近になります。
場面を決める。最近のヒヤリハット報告や、新しく入った機械・作業から1つ選びます。
写真か絵にする。実際の作業を写真に撮るか、簡単な絵にします。人の顔や社名・製品名が写らないようにします。
危険を2〜4個ひそませる。保護具・手の位置・足元・周りの物・機械の状態のうち、2〜4個がわかるようにします。危険の場所に印は付けません。
回答例を作る。1R〜4Rの答えと、関係する決まり(社内のルールや法令)を書いておきます。
やってみて直す。チームで解いてもらい、出てこなかった危険や、別の答えを回答例に足します。
実在の事故をもとにする場合は、会社名・人名・場所がわからないように変えます。厚生労働省の職場のあんぜんサイトの「労働災害事例」も、場面選びの参考になります。
この記事の10題を使い終えたら、職場で使える例題を増やすための本の例です。中央労働災害防止協会の「すぐに使えるKYTイラストシート集 1」で、KYTに使うイラストシートをまとめた本です。
よくある質問
まとめ:絵で探し、答えで確かめ、行動を1つ決める
- 製造・建設・運転の10の場面を、KYTのイラスト例題として使えます。
- 1R〜4Rを進めてから、「回答例を開く」で答えと決まりの根拠を確かめます。
- 手袋とボール盤、動いている機械、開口部、吊り荷、フォークリフト、トラックの荷台は、どれも決まりがある危険です。
- 回答例は一例です。職場に合った危険を見つけたら、それを答えにします。
- 慣れたら、自分の職場の写真で例題を作ります。
つまり、イラストで危険を探す力をつけ、決まりで答えを確かめ、その日に守る行動を1つ決めて声に出すことが、KYTを現場の事故防止につなげるコツです。
メーカーで回路設計と生産技術(品質改善)に携わってきた経験をもとに、職場の安全と健康のルールを図解しています。法令は厚生労働省の資料と条文で確認し、根拠を示して説明することを大切にしています。


